エストニア
2021/07/27
2023/02/27
2020年8月、エストニアはデジタルノマドビザ(DNV)の申請を開始しました
この新しいビザにより、外国人はエストニア国外企業やフリーランスまたは遠隔地で働く間、最大1年間観光客としてエストニアに滞在することができます
現時点でデジタルノマドビザの更新はできませんので、その後は長期滞在等の別のビザを取得する必要があります
また、730日(2年間)で548日(1年半)の滞在を超えることはできません
エストニアの長期滞在ビザ(Dビザ)の申請料金は€100(約13,000円)で、大使館で現金で支払う必要があります
事前に、氏名、希望日、オンラインビザ申請番号を記載し、メールで予約する必要があります
デジタルノマドビザを申請できる人
- リモートで仕事をしている人
- 非EU民
ノマドビザ要件
- リモートで仕事をしている証明
- 申請前の6か月間で収入が最低基準額に達している証拠が必要
基準の月収は€3504(約45万円) - 職歴の説明
長期滞在ビザ(Dビザ)要件
- 過去10年以内に発行され、ビザの空白ページが少なくとも2ページ含まれ、ビザの有効期限から少なくとも3か月後に有効なパスポート
- 申請書
- 写真(サイズ35x45 mm)
- ビザの有効期間中の病気または怪我による費用をカバーする保険
複数入国ビザの場合、最初の予定された滞在期間が終了するまで必要 - 旅の目的を示す書類、例えば申請者がエストニアで働くことを証明する書類(雇用主からの確認、短期雇用の登録)、または申請者がエストニアで勉強することを証明する書類
※申請書の審査中に領事館職員は追加の書類を要求する場合があります - 申請書の提出時に、 生物測定データ(申請者の10本の指紋が収集されます)
※12歳未満の子供および指紋認証が物理的に不可能な人は、指紋認証の要件を免除されます - ビザの申請料金€100(約13,000円)、6〜11歳の子供は€40(約5,200円)
総評
エストニアはデジタル住民制度など、最先端の技術をいち早く取り入れて改革を進めていく国家であるが故、裏を返せば、法律が変わるスピードが速く油断できないのがデメリット
金額面でのビザ要件はなかなか厳しく、税金面でも割高なのでどうだろうかといった印象ではある
基本的にビザの更新が不可な点も少々難あり