ドイツ
2021/08/01
2023/03/01
整備された交通網、安心の医療体制、比較的安価に居住できることで人気のドイツではFreiberuflerと呼ばれる、いわゆるフリーランスビザがあります
このビザにより最長3年までのビザが発給されますが、一時帰国などでドイツを離れる場合は最長半年間までとなります
ビザの申請手数料は€100となります
Freiberuflerについて
- 個人所有となるので無限責任となります
- Handelsregister (商業登記簿) への登録は不要です
- 貸借対照表を作成する必要はなく、EÜR ( Einnahmen-Überschuss-Rechnung、または損益計算書) を使用して簡単に申告が可能です
- 複式簿記が不要です
申請に必要なもの
- ビザ申請書
- パスポート
- ビザ用写真2枚(35x45mm 正面撮影)
- 申請手数料€100
- ドイツ国内で有効な健康保険に加入している証明
- 賃貸契約書(Mietvertrag)
- 住民登録書(Anmeldung)
- 推薦状(以前の雇用主、クライアント、または教授からの仕事を勧めるレター)
- CV(履歴書)
- ポートフォリオ(印刷されたものなど)
- 資格や大学・専門学校の卒業証明(英語可)
- 滞在費用の証明(ドイツの銀行にて保持口座に滞在に充分な資金があることを証明する書類)
※万が一フラーランスで生活できない場合に、充分な滞在費があることを証明するもの。不動産や株式などの資産を証明するものや、毎月のキャッシュフローを証明する銀行口座の入出金なども提出可 - ビジネス計画書(収入見込みを算出し、月々の経費をマイナスした計算書を提出する)
- 年金計画表 (45歳以上の場合)
その他追加で求められる場合があります
総評
1度取得すると3年間の長期ビザなるのは有難い。5年住めば永住権が申請可能になるので、EU圏に住みたい方にはお勧めです
既に多数の日本人がいること、発達した交通網や安心の医療体制、キッチリしているドイツ人が多く、他の国と比べると日本人には合う国ではあります
基本的にドイツ語であること、ビザの取得にドイツ国内企業からのレターが必要など、少々大変であるのはマイナスポイント
フリーランスの社会保障については任意加入となりますので自分で拠出する必要がある為注意してください